直葬、密葬、家族葬の違い
直葬、密葬、家族葬を同じものだと勘違いしている人が多いので、この3つの違いを説明しておきます。
言葉の意味を間違えて覚えていると、葬儀社と思わぬトラブルを起こしかねないので、ここは重要です。
直葬とは、安置、納棺、火葬のみを行う様式です。
家族葬とは、安置、納棺、火葬に加えて、家族を中心に付き合いのある親族や故人と本当に親しかった友人などが参列して僧侶を呼んで通夜と葬儀を2日間かけて行う様式で、今では、都市部だとこの家族葬が最も普通の様式になっています。
密葬というのは、ちょっと違って、特に著名人が亡くなったときなどに選ばれるもので、一度家族だけで家族葬とほぼ同じ葬儀を執り行います。この葬儀を密葬と呼びます。そして外部の関係者などを集めて、後日、お別れの会を執り行うことが多いです。
つまり密葬は、
密葬+お別れの会 で1つの様式と考えると分かりやすいです。
一般の人は、あまり密葬は行いません。
葬儀社と話すときに、言葉の意味を誤解していると大きなトラブルに発展しかねませんので、ここに書いてあることを把握したうえで、葬儀社との打合せを行ってください。